いらないと思うけど、ストーリー後半で主人公の幽助に関わる話なのでネタバレ注意(笑)
解説しておくと、雷禅さんというのは、幽助の本当の父親(?)なS級妖怪です。
主食が人間の食人鬼です。
そんな雷禅さんの愛のメモリーダイジェスト(?)↓
食べるつもりで人間のとある食脱医師(くだくすし)(本名不明)の女性に会う
↓
見た目と性格に一目ぼれして拝み倒す(何を?なんて野暮なこと聞いちゃいけない)
↓
大覚醒遺伝で自分(と食脱医師)の子(=魔族)が数十代後に生まれるようにする
↓
食脱医師にもう一度会うまで人間を食べないと勝手に決める・・・1
(人間なら生まれ変わることもあるから~みたいなことも言ってる)
↓
数十代後に生まれた幽助に会う
↓
幽助が強くなるための壁になる
↓
飢え過ぎて我を忘れて幽助を食べそうになる
↓
正気に戻った後、我を忘れた割に弱かったという理由で幽助に「食えよ。人間しか食えねぇってんなら、俺が2、3人見つくろってきてやる」とか言われて、目が似てるとか言って幽助に母親のことを話す
↓
結局人間を食べることはせず「腹減ったなぁ…」と言って永眠
…どうです!?(いや分からんて)
まずポイントは、「わざわざ大覚醒遺伝を使った」ってことです。「なんとなく」みたいなこと言ってたと思うんですが、人間の生まれ変わりがどうのと言ってる時点でなんとなくなわけがない。
だって…1とつけた部分を見ても明らかに、生まれ変わった食脱医師に会いたかったんですよ?この人…。
だからひょっとして、数十代後、何百年後に自分と食脱医師の子が生まれれば、その母親は食脱医師の生まれ変わりとか考えたんじゃないか?と思ったのです。
でもさらに、幽助に出会ってからも別に幽助の母親の温子に会いに行くとかそういうわけでもないのがポイント。幽助の目が食脱医師に似てるとか言って、幽助に今後やってくなら黄泉はやめとけとか躯のほうが気が合うんじゃねとかアドバイスして永眠…。
もうこれはさ…こういうことじゃないのか?
「生まれ変わりに会いたいなんて馬鹿なこと考えたぜ…
あんな女…もうどこにもいるはずねぇってのによ…」
・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・切ねぇええええええ!!!!
えええ切ないだろ!?明らかに切ないだろ!?!?
雷禅さん純情すぎるだろ!?!?
と思って何かが弾けて語らずにいられなかった\(^o^)/
今までも結構好きだったけど、雷禅が一気に可愛く思えた瞬間だった。
この後の展開もまた凄い。幽助はどうしたかというと、雷禅に言われたことを無視したかのように黄泉のところへ。でも、雷禅は「手を組むなら」みたいな感じのアドバイスだったわけで、多分幽助は雷禅の言葉を無視したわけじゃないんですよね。幽助が「何考えてるか分からん(by雷禅)」黄泉に提案したのは、
「みんな一度、ただの一人に戻ってケンカしよう」
…うぉぉおおおおおおおおおおお!!!!(謎の感動)
もうね!!!もうこれね!!!!
凄いとしか言いようがない!!!!!
やっぱ雷禅って、一回(厳密には二回)死んで魔族として生まれ変わった(?)幽助にとって、れっきとした父親だったんだなぁと!!
その父親が息子の今後を心配して手を組むんなら躯だろとか助言するんだけど、息子はと言えば躯達とガチで闘えば自分は負けるってことは、弱体化しても強かった父親の強さを知ってるから分かってるんだけど、だけど父親に言われたとおりにはしない!!!
悪いな親父、俺には俺のやり方があるんだぜ!!みたいな!!
むしろ、強いっていうあんたらの力見せつけてみろよ!!みたいな!!!
若い!からこそかっこいい!!!
あー、やっぱ幽遊白書大好きだ(笑)