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2025/05/01 17:19 |
後期が始まったので
夏じゅうGXと格闘して思ったことをまたもや簡単にまとめてみる
(「始まったから」じゃなくて「始まるから」やるだろ普通、とか突っ込むのはナシの方向で・笑)

■3期以降の設定が、後付けなのか予定済みだったのか読めなさすぎる。
多分ユベルは予定済み。
某没展開の話とか聞く限り、3期のエドと吹雪の扱いは2期の時点では決まってなかったと思われる。つまり、3期で亮を再登場させるときに、最初は吹雪が連れてくる予定だったから吹雪を休学させてヘルカイザーの監視につかせるエピソードを考えてた(から吹雪が番組に長期欠席してた)けど、そこで吹雪を使うと後半の展開がうまいこといかないなーという感じになってエドの出番になったのではないだろうか。
というか、斎王とエドは没劇場版からの流用だというのは公式情報なわけで、斎王とエドだけが開始当初の予定外レギュラーキャラなんじゃないか?と思わなくもない。
あと劇場版没った理由って実は内容のせいなんじゃないの?とか(笑)
なにせ「みんなで力を合わせて!」が実はできないのが2期までのGX。彼らはそこまで腹を割った関係ではなかった、というか、誰より十代が心を開いてなかった
勝手に落ち込んで万丈目の励ましはスルーして勝手に復活したエド戦後を見ても、実は明らか。
力を貸すのは得意でも、力を借りるのは苦手な十代なのだった…。
で、なんでそんなことになるか考えたら、ユベル絡みのトラウマのせいだと思うとしっくり来たり。

■GXは原作に則ったか?無視したか?
武上さんが思う存分大暴れしてる(ネット上で情報漁った程度だけど、それでもGXは「どう見ても武上ワールド」と言わざるを得ない)から最初は完無視だと思ってたわけですが、キャラクター設定を見る限り完全に原作を踏襲しているGX。
個人的には、「『悪ってなんだ?』という、原作で盗賊王バクラが問いかけ、遊戯が結局答えていない問いに対して、(武上さんが)全力で答えた」のかなー?という気もしてるんですが。
結果として、「これ原作に喧嘩売ってない?(汗)」と思うことも正直あります(爽)
なにせ、原作が答えられなかった問題に答えようとしてるわけですから、挑戦以外のなんでもないです。
まぁこの場合、デュエルを挑んだということで(爆)
そのデュエルの結果は…最終回をご覧あれ☆というところだろうか。

2期の斎王…じゃなくて光の波動のセリフかな?に

「破壊の衝動はお前の中にもあると言っただろう。
 どうだね?怒りにまかせて相手を叩き伏せ、
 破壊した気持ちは爽快だっただろう」

っていうのがあるらしい(すみません、とあるブログからの孫引きです)んですが、これ覇王の伏線ですよね。2期のボス戦に既に伏線は張ってあったりして、しかも取りつかれていた斎王は4期になってもまだこれを引きずっています。
そして、これは5D'sのアキにも引き継がれていたテーマです。
なんでこんなの引いてくるかっていうと、NASがこれにこだわるのが、最近の少年犯罪を取り巻く風潮とリンクしてる気がするからで…。
「何故そんなことをするんだ、きっとあいつらは人間じゃないんだ」
的なコメントがニュースで簡単に上位にきますが、私はそうは思いません。
斎王が言っている通り、何かを破壊して気分がよくなるというのは、誰にだってあるはずです。「ストレス解消に防護服を着てお皿を力いっぱいコンクリートに叩きつけて割らせてくれる商売」ってのをテレビで見たことありますが、そんなのがビジネスになる程度にはあるんだと思います。私はそれ見てやりたいと思いました(笑)
だけど、そういう根本的で普遍的な原因を認めないから、「暴力はいけない」の一点張りで抑圧してしまい、かえって爆発力を上げてしまう。
破壊衝動に限らず、そういういろんな欲求が人間にはあるから、世の中には体動かす体育の授業だとかクラブ活動とか部活動があるわけで。そこはもちろん他人を思いやるためのコミュニケーションを学ぶ場でもあるし、日々たまっていく欲求を直接発散するための場でもある。つまり、適度な発散と、有効利用の仕方、両方を学ぶ場なわけです。
いろんな欲求は、等しくエネルギーで、責任持ってうまいこと使え!ってのがGXのメッセージだし。それがあるから色んな事が楽しめるってのも真なわけで。

現代の子たちは抑圧されすぎです。しかも、抑圧されていることにも気づいてない。気づくわけないんです、それが生まれた時からの「当たり前」だから。そして、抑圧されたものの発散はほとんどが禁止行為や危険行為と結びついてしまっているから、知らないうちにエネルギーがたまり続けて淀んでいく。
発現させてもいいレベルが分からないから、致命的な場面でしか爆発させられない。

…なんか、授業が始まったせいか一気に…教育に…(笑)
GX…大好きだ…。


あ、あとどうでもいいんですが、武上純希さんは死ぬほどアンチが多いので万一検索するときは気を付けてください。
アンチが多い理由ははっきり分かるが、私は武上純希の肩を持つぜ!
厳しすぎるし過激すぎるのは確かで、でも間違ったことは言ってないのよ。
私は何故種村有菜とかアンチの多いアクが強い人にばかりハマるのか…(遠い目)
いや、アクが強いからハマるんだな。
別にアクが強くない人も好きな人はいっぱいいますですよ。城平京とか。…あ、でもこの人も、ポジションはミステリ界の異端児か…(笑)

でも少なくとも、武上さんじゃないと、あんな無限大に優しい十代は生み出せなかったと思うのですよ。
いや、正直誰より生み出せないのは三沢だと思うが
今は基本的に「何がやりたかったか」で見てしまってる私は、もはや「ぱっと見て」どう感じるかは過去の感想見ないと思いだせない(笑)のですが、脚本が下手と言うよりは言葉の限界ギリギリでシナリオ組んでるから常に「不可能への挑戦」に近いんだろうという気がします。毎回毎回脚本に内容詰め込み過ぎで消化しきれてないんだけど、なら何か削れたかと言うと、削って削ってやっとあの濃さ、みたいな。
5D'sで遊戯王から離脱しちゃったのは仕方ないだろうなぁ。濃度調整するには惜しいけど、そのままじゃアクが強すぎるのも確かだし。
いやほんと「お疲れ様でした」って言いたい。

でも「パラドックス」なんてラスボス思いつくのこの人じゃね?って気がしないでもない。
劇場版は早くスタッフ・キャストを公開するべき。
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2009/10/01 15:58 | Comments(0) | 遊戯王DMGX

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