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2025/05/02 10:30 |
NASの視野の広さは偉大

万丈目が強くなりたいとか力がほしいとか言っても誰も止めないのに亮がやると「なんで!?」って聞かれるし止められる理由を考えてみた

・イメージに合わないから←イメージなんて文字通り幻想ですよ
・本気で命懸けるから←亮にとってデュエルとは人生だから仕方ない

とまぁこんな感じで反論は上の通りなんだと思うんですが、本人はこの理由で否定してた(=ヘルカイザーが地獄だった)んじゃないかなと思うこと。

・弱いものいじめになるから。

亮と万丈目の違い→十代に勝ってるか負けてるか→強いか弱いか

亮はエドに負けてるけど、多分あの時点でも実力的には亮のほうが強いんだと思うんですよね。冷静さを失くして実力を出せなかったから負けたんであって。エドは亮が実力を出せないように心理戦仕掛けたんだろうし。(心理戦というか、占いで勝つって出てるからエドは余裕→亮は余裕の正体が分からずに混乱→自分を見失って敗北と考えると、勝つっていう占いそのものがエドの勝利の鍵なわけで、なんか不思議な感じです)
リスペクトデュエルはエドいわく「相手のプライドを重んじる」デュエルらしいんですが、これが何を意味するかというと、「相手のプライドを傷つけないために、必要以上の力は出さない」ってことなんじゃないかと思うんですよ。(無印の「これ以上の追撃はデュエリストの誇りに傷をつけるぜ!」っていつのセリフだっけか…)
つまり、リスペクトデュエルをする限り亮は全力を出しきれない(まま勝つ)ことのほうが、多分圧倒的に多い。
実際十代と戦ったときに全力を出せたどうこう言ってた覚えがあるし。十代の場合、強い弱い関係なく、十代自身が「相手の全力が見たい」って思ってるから全力出せるんだと思うんですけど。
吹雪とか藤原がいないアカデミアだと、多分亮が全力出せるってものすごく珍しいこと(下手したら不可能なこと)だったんじゃないかと…。

ただ、プロとして、「デュエリスト」として闘うときには、本当はそんなの気にしなくていいんですよね。闘ってる自分も相手も「デュエリスト」で、純粋に、何の目的もない「デュエリスト」の価値は、強さ以外には無いんだし。
それに絆とか目的とか混ぜるからブレるんですけど、そこがブレてたのは亮も同じで、ブレていたが故に負けた。だから純粋に「デュエリスト」として闘おうと思ったときに、もともと「強さ」の種類がどっちかといえば「力」(対義語は「技術」)に属してる亮は、それをさらに磨きあげる道を選んだ。そうすると自分より弱いデュエリストを叩き潰す形にならざるを得なくて、そういう自分を正しいと認めてくれるのは「勝利」だけだったのかな、とか。
「強さの証明」としての「勝利」を欲していたんであって、「誰かに勝つ」ことが目的だったわけじゃない。亮はエドに負けたけど、それが亮とエドの「実力」を完全に決めるわけじゃない。「敗北がイコール力の全否定(=存在価値の全否定)じゃない」ってことを確信するのが、ヘルカイザーの課題だったのかな?という気がします。
「負けたって死にはしない」というやつですね。意外に思い切れないもんです。
これが拡大解釈になって「死んだって生きたという真実は消えはしない(=死んでも生きたことは無意味にならない)」にダブらされるあたりがGXのスケールの大きさを物語ります。
矛盾はしてませんよ。亮は負けたから死んだんじゃなく、心臓が止まったから死んだんです。トートロジーくさいですが。亮にとって「死」が完全に「未来=デュエルの結果=無意味」を成立させるからこそ、亮は「デュエルそのもの」に立ち返る踏ん切りがついたわけで。「デュエリスト」の価値は「強さ」だけど、「デュエル」の価値は「輝く瞬間=楽しさ」なんですよ、多分。
で、「ヒーロー」の価値は「守るべき人を守る力、救うべき人を救う力」で、「デュエル」の価値は「楽しさ」なわけですね。
深すぎて泣ける。

追伸:
アニメ効果の「パワー・ボンド」のライフダメージは「発動ターンのエンドフェイズ時に融合モンスターがフィールド上に残っている場合」のみ、エンドフェイズに発動。(OCGではこの限定は無し)
「サイバネティック・ゾーン」は融合モンスターを「発動ターンのエンドフェイズまで」除外。
…えーと、裁定、って言うんですっけ?個々のカードテキストがバッティング・矛盾したときに、KONAMIが後で決めるルール。
これだと、パワー・ボンドの効果が先に処理された場合、ライフダメージが無効になる可能性がある気がするんですが、いかがなものか。
いや、デュエル詳しくないんで微妙ですが。特に「スペルスピード」が全然分かんない。
そもそも148話時点で「パワー・ボンド」がアニメ効果かどうかも謎なんですが。だが亮はOCG効果に改定された未来融合を「装備魔法」と言い張る男(128話)だ、勝手にアニメ効果で使用するぐらいするかもしれん(爆)
そんでもって、亮の心臓はライフダメージを受けてLPがゼロになる前に止まってる=異世界的に「死んだら終わり」で、勝敗がつく前にデュエル中断の可能性がある(145・146話参照)
亮の残りLPは200で亮が受けるはずだったダメージは4000のオーバーキルだけど、このダメージを受ける前に亮が倒れてる以上、本当はLPが尽きる前にデュエルが中断してても不思議じゃない。
そうすると、148話で亮のLPがゼロになるまでデュエルが続いた理由は、亮の気合(笑)の可能性が高いわけで…。
…パワー・ボンドとサイバネティック・ゾーンの効果が性質上同時に処理できなくて、その順番を自由に決めていいとしたら、亮的には多分「このデュエルを最後までやり遂げたい」って感じだろうし、力のリスクもきちんと受け止めたい感じだろうから、むしろサイバー・エンドの帰還を優先させて、ライフダメージを受けてきっちり負けるところまでデュエルしたいと思うような気がするわけで…。
…亮ってひょっとして、本当は十代みたいに素直に「お前強いな!」って言いたかったのかな?って思ったりもするんですけど。(吹雪には言えてるところがミソ「さすがは我が友、天上院吹雪」)
ダークヨハンの「デュエルは終わった、オレの勝ちだ」って宣言、これ、亮の願いを叶えたも同然なんじゃ…。

…なんかここまで周到な状況用意されると、シナリオライターは

あのデュエルが「終わった」瞬間はいつでしょう?
亮は本当に負けたのか?
答えはあなたの心の中に!


がやりたかったのかって気になってくる\(^o^)/
亮自身が負けを認めてる(?)から亮の負けなんだろうけど、むしろ外から見たら勝敗がうやむやになってるように見えるっていう。ヨハンの勝利宣言このせいだろうし。で、だからこそなんというか、「全部亮の思い通り」になってるっていう。ヨハンが勝ったのかどうかって、本当は亮に聞かないと分からないんじゃないかと。
異世界編は、少なくとも148話は、OCGルールを知ってるほうが100倍楽しい気がするんだ。
OCGで不可能な16000サイバー・エンドは見落としか故意かとかねwww
私は故意派ですがwww

95話も148話も、ヘルカイザーの本気デュエルは「もし何かひとつでも状況がずれて、次のターンが回ってきていたら、勝敗は逆転していた」「亮の手札に可能性は残っていない」っていうデュエルになってるところがすごいと思うんだ。(95話ざっとしか確認してないけど、融合解除は手札から出してるよね??)
ヘルカイザーはすげー細かいところにスタッフの思い入れの強さが見える。
つーか亮相手に手札もデッキも使い切らせた翔すげぇよ。亮の上を行くリスペクトデュエルって、そういうことか…!(←相手に全力を出させる)

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2009/07/26 16:30 | Comments(0) | 遊戯王DMGX

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