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2025/05/03 08:31 |
佐藤先生の悲哀
意味わからんんほど考察しまくってる今日この頃、久々にちょっと天才トリオから離れて3期本編にでも立ち戻ってみよう、と見たのが

TURN-113 十代vs裏切りのE・HERO
TURN-114 絶体絶命!傷だらけのヒーロー


で、これが大人と子どもの話書くきっかけでもあったんですが。

佐藤先生が悲しすぎた。
いや、最初はね!言ってることとやってることが

お前が思春期担当教師失格なんだよ

と一応教育学専攻的には言いたくなる感じだったんですが、問題はそこじゃなくてですね。
あの人の「ゴミが見えてて拾わない人と見えなくて拾えない人だと、永久に拾う可能性がない分見えない奴のほうが悪い」ってのはGXを通して本当に貫かれているテーマだったりして。
何故ってこれ要するに、「子どものイノセントな罪」のことを指してるわけで。
ただGXは「それを猶予する(モラトリアムの本来の意味)のがアカデミア」で、「なおかつその目を開くための環境を与えるのがアカデミア」(TURN-179の吹雪「僕たちの成長も過ちも、すべてを受け止めてくれる」)で、しかもこのイノセントな罪によって引き起こされた物語の本当の始まりとも言える事件が、

・十代と覇王とユベル
・藤原と吹雪とダークネス


の二つだったりするので。(後半が驚きですね!)
十代のほうはともかく、藤原の事件は完全に、藤原や吹雪が子どもだったせいで起きた「歪み」なんです。だから下手したらダークネスの侵攻は、「次元の歪みによって生じた」と言うよりも、「歪んでいた次元が元に戻ろうとして生じた」事件だったりする。
でさっきアカデミアは、イノセントな罪を猶予して、その目を開く、つまり贖罪の方法を教えるための場所だと言ったのですが。そしてこれはっきり言って、理想の学校と言っていいと思うんですが
そのアカデミアが、物語の中である意味で守りきれなかった生徒が一人だけいます。

丸藤亮です。

彼は「十代を三年間で大人にする」という物語の制約上、どうしてもアカデミア在籍中に大人になってもらうわけにはいかなくて、子どものまま卒業して、その結果プロリーグで大人になるための道を一人歩むことになってしまった人なんです。

亮がんばりすぎ!亮がんばりすぎ!

抱きしめたいよカイザー!!!

ただ彼には、校長、吹雪、翔、十代、エドといった面々のお陰でアカデミアとの絆が切れていなかったし、ヘルカイザーの時代を突破する最後の助言をくれたのはアカデミアのクロノス先生なわけで、最終的にはアカデミアがちゃんと最後まで面倒見てくれたと言ってもいい部分もあります。つまり残業仕事だった(笑)

で、なんでここで亮引き合いに出したかと言うとですね。
佐藤先生の悲しさが、亮に通じてるからです。
誰かのためにしか闘う理由が分からなくて、自分のために闘って知らず知らず周りを巻き込む十代を憎んでた佐藤先生の末路は、

亮が十代に出会ってなかったらたどったかもしれない末路
なんですよ!!(号泣)

泣ける!!マジ泣きできる!!!GXマジ泣ける!!!
つーか最近亮関係の考察しながら毎回涙ぐんでる!!(笑)
もう本当、佐藤先生の追悼式出したいくらい悲しいです…。
GXは神。
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2009/04/03 16:24 | Comments(0) | 遊戯王DMGX

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