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2025/05/05 01:20 |
One for all,all for oneの究極

GXは十代が全部何とかしてるわけじゃないんだ、十代が最後に勝てるように他が布石になってるんだ、確かに十代しか世界を救えないからそうとも言えるけど、十代が世界を救うためにはほかのみんなが必要なんだー。

ということを、GXのみんなは冷たいとかいうのを目にするたび思う\(^o^)/

例えば基本的に役に立たないように見える万丈目・明日香・翔の役割は、十代が「ヒーロー」であるために不可欠な「守られる人々」だったりとか。デュエルで役に立っちゃ駄目、というか絶対に役には立てないという切ないポジション。だから彼らのやれることにしてやるべきことは、十代が世界を救うと信じること。信じてくれないと、頼ってくれないと十代は闘えない。
3期のジムができること→十代の状態を見極めること、オブライエンのできること→ジムの願いを引き継いで実現すること、とまぁここまでは十代が戻ってくるんで分かりやすいんですが、エドの敗北の意味は十代にとっての仲間の「犠牲」を「未来への願い」に塗り替えることで、これがないと例え三沢が「償いの仕方は死ぬことじゃない!」って言っても、十代は多分踏みとどまれずにバオウに負ける。三沢がいないともちろん負ける。でも三沢に融合を使えって言われても、亮が自分の信じる力で闘い抜く意義を見せないと、十代は融合も超融合も使えない、ということはヨハンもユベルも救えない。

GXは冷徹なまでに各人の能力が規制されてるんですよね…。その人にはその人の「本分」ってものがあって、その範囲内でしか何かを成し遂げることはできない。「悪を倒して世界を守る」「ヒーロー」は本当に十代しかいない。例えば亮は「デュエリスト」として「デュエルをする」以外にできることはないし、吹雪は「絆を信じる」ことしかできない。けれど、その本分を100%生かしきれば、それが周りのみんなに影響を与えていく。亮は闘っただけで十代を導くし、吹雪は信じただけで藤原の力(オネストに応える力、結果的に十代の力)になる。
4期の十代が退学しようとしたのは、「ヒーロー」としての本質が「悪」と「守る人」を必要としてしまうからなんですよね。自分がいなければ、そもそも悪もそれに苦しむ人も生まれないんじゃないかっていう。でも悪もまた勝手に向こうからやってくるし、そうなったら解決できるのは十代しかいない。
っていうのを、4期は他のみんなも理解してるからややこしいんですよね・・・「正真正銘、GXの世界のヒーローは十代しかいない」っていう原則をどこまで受け入れられるかが、4期のみんなの態度を納得できるかどうかの分かれ道?本放送時、吹雪が最初っから負ける気全開で驚いたからなぁ(笑)

GXはものすごくシビアで、なのに全然悲観してない。
どうシビアって、「自分の人生は自分で切り開くしかない」、
と言った上で、できることも限られているということ。

できないことは絶対にできない。

でも、それこそが誰かと絆を結ぶ意義で。どうしてもうまいこと言葉で言えなくていつももどかしいんですが、その「自分を生きること」が「誰かを助けること」にもなるって信じてるし、そういうストーリーになってる。自分がどうしてもできないことは、自分が自分を生き抜く限り、誰かが絶対にしてくれる。助けてくれる。
唯一絶対に誰にでもできることっていうのは、自分を100%生きることで、誰かに自分を生きようという気持ちにさせること。亮なんか、本気でこれしかできなかったり。何せ亮の本分は「デュエリスト」なので、世界は救えないし誰かに優しくできるでもないし。でもそれは、全然悲しむことじゃない。
だから好きなんだ…GXと亮が(笑)

今の社会情勢見てると、GXの「できないことは絶対にできない」って価値観のほうがむしろ評価されるべきかもしれないと、思ったり思わなかったり。
できないもんはできない!
確かに言い訳と見分けはつかないけど、言い訳じゃなくそれが現実なときって、あるんですよと。
それを認めたら楽になって視界が開ける時もあるし。

GXも5D'sもシビアな価値観自体は変わらないんですが、個々人の能力の規制の幅が違うというかなんというか。
5D'sは「一人でがんばれない」「から誰かが助けないといけない」ように設定してあるから、「オレたちがついてる!」ってメッセージが出てくる。
GXは「一人でがんばれる」「から他人は実質何もできない」ように設定してあるから、「がんばれ!」ってメッセージが出てくる。
設定レベルの違いなのです。
GXの潔い設定レベルが好きです(笑)
この設定レベルがあるから、色々手ごわくて二次創作してしまうんですよ。ある意味、難易度はGXのほうが高い。何せ徹底的に「自分でがんばれ!」の世界ですから。でもそれは、GXの世界観で語られる限り、決して冷たい言葉ではないという。
5D'sは言うことありません(笑)もちろんいい意味で!

 Zips/T.M.Revolution

 世界が抱きとめる 君とボクとのいる意味を
 消え入るような光の跡 どこまでも追い詰めろ

 わりとえろい歌詞。
 が、とても亮×デュエルだと思いました\(^o^)/無論ヘルっている。
 「世界が抱きとめる 君とボクとのいる意味を」の意味が、少し前よりわかる気がするんだなぁ。

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2009/05/24 19:05 | Comments(0) | 遊戯王DMGX

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