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2025/05/02 03:52 |
「負けたくない」
「負けたくない」ってどういうことかとかそらもう冗談じゃなく延々考えてるわけですが。
負けたことが認められないとかじゃなくて、「負けた自分を認めてやれない」ことがショックだったんだという結論に達した。
もちろん、亮のあの時点の意識的には違うんだけど、「カイザー」の位置から言うと。しかも83話の時点でそのことは分かってるんじゃないかな…「サイバー・エンドの心が見えてる」ってことは。
89話のメダル踏みは、たとえ吹雪が自分を肯定しても自分が自分を肯定できなきゃ意味がないってことで、95話の「無様にもなろう!汚くもなろう!人から何を言われようと構わん!」は、どれだけ無様でも汚れていても自分は自分を信じていたいって意味で、148話で、誰が自分を否定しても、自分だけは自分を否定しないっていうところまで、ようやくたどり着いた、っていう。
だから、亮の亮による亮のためのセリフとして一番重要なセリフは、「笑うなら笑え」だったんだな、と。
自分の闇の面をオーバーロードして使ってるヘルカイザーさんほど追求して飽きない人はいないぜ…。本心だけど本心じゃない。それ言ったら闇人格持ちは全員なんですが。
まぁ何が言いたいかというと、懲りずに長文考察してるってことです\(^o^)/
今回のテーマは「アンチ・リスペクトデュエル」だよ!
亮を考察してるとアイデンティティの拡散から確立までの過程がすごくよく分かる件。なんかもう、まさにパーフェクト!っていう感じ(笑)亮はパーフェクトでいいよ。超☆悩みまくってるヘルカイザーまで全部ひっくるめて、あいつは完璧。

しかし考察すればするほど、SSで書いてるときには感情で分かってたことなのに、理屈で説明しようとすると途端に分からなくなっているという不思議を感じます。あれ?これもう私知ってたことじゃないの??みたいな。

追伸:
「こんなお兄さん、リスペクトできるはずがない」「オレもだ」←さりげなくものすごい堂々と本音を告白している件。あんな言い方じゃそれが辛いんだなんて分かりませんカイザー。だからこそのヘルカイザーだけど。辛いと認めた瞬間自殺しかねない辛さだったんだろうな…というか、リスペクト忘れて負けた自分死ねばいいのにってかなり本気で思いかけたと。だけど電撃デュエルで命と心が秤にかかることで、「生きたい」って人として当たり前の欲求が、それを認めないために心を殺すことを選択させた。自分をリスペクトできないから勝利をリスペクトしたのね…少なくとも勝ってる間は自分をリスペクトできるから。くっそう泣かすなよ(涙)

しかし、セリフひとつひとつに意味がありすぎて逆にその重みが見えにくくなってるGXのシナリオは、リアルすぎて高度と言えばいいのか演出力不足と言えばいいのか分かりません。考えれば考えるほどすっげぇぇぇぇ!!!って思うけど、どう考えてもそこまですごいアニメだと思われてないんですよね…なんというか、基本的には「面白いびっくりアニメ」ぐらいの認知な気がします(笑)

追記の追記:
っていうか、だから死亡フラグまで立てないとヘルカイザーは完結しないんですよね…。生存欲求が心を殺させたわけで、ヘルカイザーの至上命題は「生きること」で。そのために死んだ心を、その命題がどうやって復活させるかという。うぉぉぉぉ冗談みたいな展開で超まじめに命の話しないでくださ…でも現実ってそんなもんだよね!!GXは神。美化しちゃいけないところを美化しないところが。
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2009/05/12 16:16 | Comments(0) | 遊戯王DMGX

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