GXのテーマが「子どもから大人への成長」だとすると。
その「成長」をしたのは、主に第一期の初期レギュラーなんだと思います。
それに対して、その後の追加キャラクターは、その成長のための叩き台になったり、もしくはその度合を測るための、比較的「変化しない」キャラクターだったのかなという気がします。RPGで言ったら、レベル固定の臨時メンバーみたいな。
しかも、初期レギュラーの中にも階層があって、主に「快晴・上昇・ハレルーヤ」時代はレッド翔・ブルー万丈目・隼人で「これから成長物語を書きますよ~」ってことを提示、「BOWL(99%&ティアドロップ)」時代は十代・亮・イエロー翔・三沢で一番濃い書き方をされてて、4期「Precious Time, Glory Days」の明日香・ブルー翔・万丈目サンダーで締め、って感じなのかなと。
で、その中で一番顕著に「最初から最後まで成長し続けた」のが翔なんじゃないかと。
自分のターンが来てないときは、初期レギュラーもほとんどレベル固定です。1期の亮とか(笑)
というかこの場合、初期レベルの違いで同じ経験値もらってもレベルが上がらないというやつか。
人の成長には、人それぞれの時期とやり方があるということで。
うーん、しかしGXのテーマが成長というより、
十代のテーマ:ヒーロー
翔のテーマ:成長
亮のテーマ:デュエル
のような気がしないでもない。
明日香のテーマ:ヒロイン
万丈目のテーマ:ライバル
隼人のテーマ:自分らしさ
三沢のテーマ:輝ける場所
明日香がなかなかヒロインになれなかったのは、十代がヒーローになりかけのデュエリストで、明日香もヒロインになりかけのデュエリストだったから。
万丈目がライバルじゃなくなったのは、万丈目はデュエリストなのに十代がデュエリストじゃなくてヒーローになりきっちゃったから。土俵が違う人とは闘えません。
みたいな。
しかし考察するにつけても、2期のエドがとても気になる。
2期だけでも!!2期だけでもいいから耐久上映会がしたい!!