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2025/05/01 09:53 |
強くなるために努力できるか?
24話で万丈目さんがノース校に誘われたときに言われたセリフ。
こんなエピソードを入れておきながら、「強さだけを求めて闘ってきた者の末路」をああ描くとは、お主、やるな…と言わざるを得ない。

GXの中で「強さ・力」がテーマになってるっぽい人一覧

万丈目「(負け続ければ=)戦い続ければ(=強くなれば)いつかは勝てる」
亮「(勝ち続ければ=)戦い続ければ(=強さに囚われれば)いつかは負ける」
斎王「力がなければ何も守れない」
アモン「勝敗のない世界を(力で)作りたい」
(影丸「若いころの力を取り戻したい!」)

万丈目と亮が…思いっきり表と裏です。そして無限ループです。
頂点スタートの亮と底辺スタートの万丈目(「下には下がいる!」)。
しかし万丈目よりさらに底辺スタートだったアモン(「世界にはこれ以上無いというほどの下があるということを知れ!」って凄いセリフだよな)は、王様になって「飢えも貧しさもない勝利も敗北もない平和な世界」を作りたいーとか確か言ってたんですが、ここで「飢え」ってキーワードが地味に亮とリンクしてるっていう。
地味すぎて、狙ったのかたまたまなのか分からないのはGX界にばらまかれた謎のお約束vvvそこはもう諦めたよ\(^o^)/アニメブックで、とりあえず亮が3期で「十代のために戦った」っていうのと4期の十代が「心の傷がいえきっていなかった」っていう公式解説が入ったけど、GXアルティマニアぐらい出してくれないと完全解明は不可能だろう、多分vv
万丈目やアモンとは違って、亮は頂点から底辺までたたき落とされた人で。そのとき亮が選んだのは、這い上がること(リベンジとかプロリーグ復帰)ですらないのがまた意味深というかなんというか…。
勝つとか負けるとかは、強さ・力の宿命みたいなもんで、亮はそれに囚われると同時に、逃げちゃいけないものだとも思ったんじゃないかなーと妄想。「勝敗は関係ない」は、基本的に楽しむためにデュエルしてる(友達&カード達と遊ぼう!みたいな)十代と違って、なんというか、「デュエルそのもの」に向かってる亮には使えないセリフなんだろうなーと。
で、アモンは力で王様になろうとしたのに、その力の宿命を消そうとしたっていう矛盾を持ってる。それがエコーをアモンの闇にしちゃった原因な気がするんですが…。
エコーって、エドに「(アモンの)恋人なんだろう?」って聞かれて「そんなんじゃない!」って答えてるんですよね。「でも、キミは彼を…」「愛している!」144話のこのやりとり、見直して改めてすごいと思ったんだけどvvv
エコーは「アモンが自分自身を愛さなければ意味がない」って言ってて、そういうところには気づいてたんだな…と。あれか、エコーの愛は母性愛のほうだったのか。お姉さん的な。
んー…アモンはエコーに甘えすぎたのかな。エコーも甘やかしすぎたというか…。でもそうは言ったって、本来アモンを甘やかすべき(愛するべき)親はいなかったし、アモンはもっと愛されていい人だったと思うし、なんかこう、牌が足りないどうしようもなさを感じる…詰んでる、みたいな。
いや、まだ出会いで牌が増やせる可能性はあったんだよ…だけどユベルの誘惑が、その可能性を閉ざしちゃったんだよ…。

…アモエコ話出したら迷走した(苦笑)
なんにせよ、亮と万丈目が表裏で「力&強さの性質と宿命」を表現してて、宿命と戦った人=亮、宿命を憎んだ人=アモン、宿命に囚われた人=斎王、みたいな感じでしょうか。
こういうテーマがあるあたり、やっぱり遊戯王って少年漫画なんですね…(笑)
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2010/02/11 18:30 | Comments(0) | 遊戯王DMGX

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